この企画は、当神社の令和六年に迎える御鎮座千二百年奉祝記念事業実行委員会の企業部会にご入会の上、奉賛活動にご協力をいただいている皆様に向け、研修を含め御柱祭や神道・神社についてより関心を深めていただく、そのような趣旨にて開催されました。本来であれば、本年(寅年)に開催されました諏訪大社の御柱祭の応援ツアーを開催する予定でしたが、このコロナ禍にて一般観光客の拝観・参加が叶いませんでしたので、今回、四社をめぐり新しく建立された16本の御柱を見て参りました。
行きのバスの車中では、宮司による神社や御柱についての講話、参加者最高齢の樋口様(御年92歳)の御柱祭体験話や木遣(きやり)の披露など、硬軟織り交ぜ和気藹々と過ごしました。
諏訪に到着後、先ずは上社前宮(まえみや)の参拝。御本殿までの急な坂を登りつつ周りの景色を眺めながらの自由参拝。その後、上社の本宮(ほんみや)へ移動。諏訪大社の北島宮司様のお出迎えをいただき、正式参拝後、神職によるご説明をいただきながら境内の散策。平素なら素通りしてしまいそうな社(やしろ)、樹木、建造物などの解説を聞きながら巡ると、また歴史の深さ・重厚さに違った印象を受けます。恐縮なことに北島宮司様に駐車場までお見送りをいただきました。昼食会場では名物の信州そばに舌鼓を打ちながらアルコールも解禁、初対面の参加者もテーブルごとに打ち解け話も弾みます。
前宮の参道
本宮にて正式参拝
北島宮司様の説明をいただきながら境内を散策
午後は下社の秋宮(あきみや)の参拝からスタート。7月3日に当神社にて秋宮四の御柱をいただいた御礼と、無事に境内に建立された旨、ご報告を申し上げました。春宮(はるみや)も自由参拝としました。時間があれば近くの史跡「万治の石仏」や御柱体験館にも寄りたかったのですが、帰路の渋滞を考え割愛となりました。諏訪を離れる前に、諏訪インター付近の土産物屋で各自買い物をし、諏訪の思い出を胸に家族へのお土産をあれこれと選んでいました。帰路はかなりの渋滞に巻き込まれましたが、幹事である長森企業部会長の機転でお手洗い付きの観光バスだったため、慌てることなくゆっくり休憩をとりながら無事横須賀まで戻ってまいりました。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
秋宮の参道で
秋宮にて御柱の説明
春宮での参拝
【奉祝記念事業の最新記事】