2019年05月06日

践祚改元奉告祭

 三十年余り続いた「平成」の御代も終わりを告げ、新しく定められた元号「令和」に改元がなされました。当神社でも新天皇のご即位を奉祝するべく、践祚(せんそ)改元奉告祭を斎行して、ご即位の奉告と令和の御代が平和で安寧であります様、ご祈念させていただきました。
 五月一日早朝、定例の「お一日(ついたち)参り」の参列者とともに、神社関係者が拝殿に参集して、先ず国歌「君が代」を斉唱して奉祝祭が始まり、式次第に則り粛々と進行し、最後に聖寿の万歳を参列者全員で三唱して祝意を表しました。参列者には写真の土鈴が記念品として授与されました。
 私どもの神社も、地元の氏神(鎮守)様として、どんなに時代が変わろうとも、「地区の安全・平和・繁栄を祈り続けていく。それが日本国(皇室)の弥栄に繋がる」その思いを新たにした改元となりました。国を取り巻く環境は必ずしも楽観視できませんが、心ある日本人が英知を結集して一つ一つ問題を解決して、「令和」の御代を逞(たくま)しく切り拓き、しなやかに創造していく。それが今上(きんじょう)陛下の「国やすかれ、民やすかれ」のお心に応える道ではないでしょうか。

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写真提供 世話人 山田洋氏

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写真提供 世話人 山田洋氏

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2019年03月23日

春祭り(祈年祭)

 東京で桜の開花宣言がなされた三月二十一日、春分の日には当神社恒例の春祭り(祈年祭)が斎行され、神社関係者、大津地区の代表者約五十名が参列されました。祈年祭はこの年の米作りや農作物の順調な成育を祈り、秋には豊作であることを予祝する神道の大切な神事です。
 古代において「さくら」は田の神様の宿る依り代(よりしろ)と考えられ、桜が咲くと「田の神様が冬籠もりされていた山から里へお出ましになられた」と喜び祝い、農耕の始まりの神事を行い、その直会が「お花見」の源流とも言われます。気候温暖な当地では、雪国のような厳しい冬を乗り越え春を迎えた喜びと、農事を初め、地区の産業が益々繁栄する様、心を込めて祝詞が奏上され、宮司による湯立神楽(ゆたてかぐら)が奉納されました。なお、神事の後、ご神田「御作田」に種籾(たねもみ)が播かれ、これより苗床作り、田植え、稲刈り、脱穀を経て御代始めの秋の新嘗祭にお供えする予定です。

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2019年02月13日

稲荷祭

 立春を過ぎてもまだまだ寒い青空の下、大津地区の町内や家庭では、「正一位 稲荷大明神」の五色の幟旗をたて、稲荷祭が各所にて行われます。2月中の初午(はつうま)、二ノ午、三ノ午のご縁日に、1日に3〜4件を回って、家内安全・商売繁盛・無病息災を祈願して、お祓いをしています。
 江戸時代、名門の出身ではなかった田沼意次(たぬまおきつぐ)が、屋敷に稲荷神を祀って、幕府の要職、老中にまで大出世したという評判にあやかり、江戸の庶民も我も我もと小祠を建て、稲荷神を祀ったといわれています。「伊勢家稲荷に犬のくそ(街中でよく見かけるもの)」という戯言(ざれごと)が生まれるほど、流行したようです。
 昔は講(こう)によって神事が執り行われていましたが、後継者不足によりお社(やしろ)が廃祀されたり、町内会の主催になったりと、形を変えながらも大津の古い伝統を護り伝えています。神事の後は、お楽しみの直会(なおらい)です。お供えの油揚げを焼いて、お神酒で一杯。。。「忙中閑(ぼうちゅうかん)あり」ホッとするひとときです。

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