学校帰りや夕暮れ時に、広場で三角ベースやサッカー、キャッチボールをしていた子どもたち。広場の隣が月極駐車場なのでボールがそれて車にドスン!社務所から「こらー!」なんて怒鳴ったのも懐かしい思い出です。近年は子どもたちの遊びもファミコンやテレビゲームが主流で友達の家に集まって遊ぶので、お外で元気よく、ましてやこのコロナ禍でステイホームが叫ばれる今、遊具で遊ぶ子も少なくなりました。
遊具撤去後の跡地には、神社の「御園(みその)」を開園します。15坪ほどの小さな菜園ですが、神様のための畑で、神事に供える野菜類をここで育てます。駐車場奥の「御作田(みさくだ)」とともに、かつて日本人が稲作・耕作を生業とし日々の糧を得ていた生活、精神文化を継承して、そこから生まれた自然(神)に対する脅威や畏怖の念、恵みを与えてくださる感謝の心を育み、地域の子どもたちにも伝えていこうと考えています。ゆくゆくは広場に縄文時代の竪穴式住居や縄文土器を作ったりして、古代人の生活体験も出来たらいいな、などと考えています。
遊具は撤去しますが、ベンチなどの使用、バトミントンやキャッチボール、軽い運動のご利用、お母さんたちの井戸端会議は自由ですので、お使いください。
*3月25日頃より撤去工事に入りますので、広場の一部は使用できません。工期は約2週間です。
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