2022年07月21日

建御柱と夏越の大祓

 7月3日(日)に「建御柱」と「夏越の大祓」が斎行されました。当日は午前十時半より、御本社・諏訪大社より拝戴した下社「秋宮四」の御柱を建てる「建御柱(たておんばしら)」の神事が行われました。準備された御柱は神事で安全祈願され、重機を使って建てられました。、信州より「諏訪市木遣(きやり)保存会」の22名の皆様をお招きして、諏訪大社の御柱祭の説明や本場の木遣とともに、境内を大いに盛り上げていただきました。斎場の空気を切り裂くような、息の長い声が通る木遣は感動的で、木遣が始まると参列者が皆静かになり、聞き入っていたのが印象的でした。
 諏訪大社のご祭神は、俗説ですが、下社の柱は女神様(ヤサカトメノカミ)、上社の柱は男神様(タケミナカタノカミ)といわれています。二年後の御鎮座千二百年祭には、上社の御柱を建立し、上社・下社の2柱(夫婦の柱)が並び立つ予定です。

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「諏訪市木遣(きやり)保存会」の皆様
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大津の里に御柱、建つ!
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 午後には「夏越の大祓」が斎行されました。例年は水無月の晦日、6月30日に行われる夏越の大祓ですが、今年だけは建御柱と同日の開催とさせていただき、午後1時からと2時から、2回斎行され、今年も多くの氏子の皆様が参列され、無病息災・疫病退散を願いながら、茅の輪をくぐりました。

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夏越の大祓
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茅の輪くぐり
posted by 大津諏訪神社社務所[公式] at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 奉祝記念事業