そんな静かな夏の終わり、8月23日(日)は当神社の例祭を迎えます。既にご報告の通り、神輿・山車の町内巡行は自粛、屋台の出店や奉納演芸もない寂しい祭礼ですが、ぜひ宵宮祭・例祭に合わせ、諏訪大神様、大津地区の産土(うぶすな)大神様にお参り(ご挨拶)にお越し下さい。そして日々の暮らし、普段の何気ない日常がどれほど有難いことなのかを、今一度見直す機会になればと思います。過去にも大震災、豪雨被害、土砂災害などのたびに連帯・絆・共助を合言葉に立ち上がってきた地区や日本人の紐帯(ちゅうたい)を、これほどまでに分断してしまう未知なる敵、見えないウィルス。一日も早い終息を皆様とともにご祈念いたしたく思います。
宮司自身、満三十年のご奉仕になりますが、このような状況での例祭は初めての経験です。神職の祈願とともに大津地区の皆様の真摯(しんし)な祈りをともにご神前に捧げ、さらにご神威を増した神々のご加護により、安全繁栄・悪疫退散への導いてくださるものと確信しております。
22日(土)23日(日)はご家族揃って「夏詣」にお越しください。
以前の例祭の模様
アマビエ様疫病退散お守
プレ千二百年御柱祭の御柱から採られた木札