2021年06月28日

夏越の大祓にむけて

 コロナ禍の影響にて昨年は関係者のみで斎行した夏越の大祓ですが、本年は開催を決断しました。世の流れは、イベントや会議、集会などはまだまだ自粛の傾向ですが、コロナウィルスとの付き合いも2年目となり、我々の知識・知見も蓄積されてきています。なんとか開催の方策を探りながら下した決断は、「分散参拝」となりました。
 コロナ以前の大祓は、午後4時からと午後6時からの2回に分けて行い、計700名ほどのご参列をいただいておりました。これでは三密・混雑を回避できず、ご高齢の方の参列も多いためどうしたものかと苦慮しておりましたが、今回は午後2時から20分間隔にて、午後6時40分からの回までの計15回、時間を短縮しての斎行といたします。三密回避と斎行時間短縮を図り、安全に執り行いたいと思います。時間を短縮するとはいえ、お祓いの主旨はきちんと押さえ、地区の安全と悪疫退散、ご参列の皆様方の健康・息災を祈願いたします。
 準備万端整えておりますが、何名がご参加されるのか、ご参列される皆様に差し上げている手作りの「茅の輪お守」をいくつ用意すれば良いのか。ホームページや広告掲載していますのでご参列いただきたい反面、来られすぎても三密回避・安全対策に支障が出るかもしれない…悩みは尽きません。それでも夏越の大祓という神事の原点に立ち戻り、疫病の防止・退散、大津地区の安全を一心に祈願します。皆様も神職とともにご参列のうえ、自身を清めコロナウィルスの感染終息にむけて、祈念をいたしましょう。
 同様に夏の祭礼も感染対策、三密回避を念頭に、神様とともに氏子中・祭礼関係者に寄り添った元気がでるお祭りができるよう、関係者にて協議を重ねております。宜しくご理解ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。

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posted by 大津諏訪神社社務所[公式] at 15:08| 年中行事

2021年06月18日

丹精こめて

 先般、開園した「諏訪御園(すわみその)」ですが、土に肥料を与え、なじませ、5月のゴールデンウイーク明けから畝をたて、種まきや植栽を始めました。鈴木指導員とともに、青空の下、さまざまな作業を経験しながら、作物も順調に育っています。
 「何を植えたいの?」と鈴木氏より聞かれましたが、全くの素人ゆえ、先ず簡単で、手間がかからず、収穫の喜びも得られる、そんな品種を希望しました。『野菜づくり図鑑』を参考に、トマト、ピーマン、ナス、トウモロコシ、カボチャ、サトイモなどを相談しながら植えました。トマトやピーマンは神様のお好みかは分かりませんが、早くご神前にお供えができるよう丹精込めて丁寧に作業をしております。
 コロナ禍で以前より時間に余裕ができました。朝4時起床、6時までに雑務をこなして朝の日供祭奉仕・境内清掃・御園と御作田の水遣り、午前・午後は神職としての勤務、夕方は草むしり・御園の農作業と、蚊にさされ、ミミズに出くわし、腰痛と戦いながら一日の作業を終えます。シャワーを浴びて冷えたお神酒で一杯。心地よい体の疲れと少々の酔いでそのまま就寝。すっかり健康的な半農半神主?となりました。プロの農家さんから見れば遊びのような菜園ですが、自然への感謝・育成の手間や、それにかかる情熱・ものの価値、農作業を通じてそれを知ると、大根の葉っぱ一枚無駄にできません。ましてコロナ禍による飲食店の休業、それに伴う納品業者の食品ロス、丹精込めて育てた野菜が出荷できず、トラクターで踏み潰す…胸が痛みます。
 コロナウィルス感染で苦しんでおられる患者さん、医療従事者の方々、その災禍で苦しむ業者さん、皆が明るい希望がもてるよう、丹精こめて日々私もお祈りいたします。

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トマト

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ナス

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posted by 大津諏訪神社社務所[公式] at 10:41| 諏訪御園

2021年04月25日

生活支援基金開設

 先般お知らせの通り、諏訪大社様のご配慮により「諏訪御園」の開園と生活困窮者のための「支援基金」を開設いたしました。
 長引くコロナ禍のなか、三度目の緊急事態宣言が発令されました。県内でも「まん延防止等重点措置」として、横浜市・川崎市・相模原市ほか6市が検討されています。そのしわ寄せが多くの生活弱者、困窮者を直撃しています。アルバイト・パート・フリーターで生活を支えている方々、なかには正社員の方でも長引く不況で職を失う方もいらっしゃいます。神社にも「お一日参り(おついたちまいり)」の折に、就職祈願や仕事が早くみつかりますようにという心願成就の願意が増えました。祭礼に出店している露天商、演芸に出演の芸人さんたちも仕事がない上にアルバイトもままならない状況に追い込まれています。テレビのニュースで、最近よく賽銭泥棒の映像が流れ、「この罰当たり者が…」的な報道がなされていますが、(なかには窃盗犯もいますが)生活困窮のため、つい出来心で、という犯人もいるでしょう。宗教者(神職)としては、「罪を憎んで人を憎まず」。心ある方は罪を犯す前にご相談にいらしてください。些少ならば支援ができます。また、境内の草むしりや開園した諏訪御園(菜園)で汗を流し、半日でも働けば堂々と奉仕料を受け取っていただきます。ほんの出来心で罪を犯すより、先ずご相談ください。
 基本は自助。ご自身でできる限りの努力をなさってください。さらに助けが必要な場合は共助。NPO法人や支援団体にご相談ください。それでもままならない時は公助。国や行政の支援に頼ってください。この基金は公助をお受けになるまでの「つなぎ」とお考え下さい。
posted by 大津諏訪神社社務所[公式] at 12:06| お知らせ